パワーハウスの歴史 その1
1975年にウェートトレーニングを始めた吉田進は、当時日本でパワーリフティングが最強だった「アスレチック関」の会員でした。吉田寿子も1年ほど遅れて会員となりました。二人ともトレーニングを開始して3年あまりで全日本チャンピオンになれたのは、今から比べると競技人口が少なかったこともあったでしょう。パワーリフティングのノウハウがほとんど無かったこともあったでしょう。
凝り性の吉田進は米国のトレーニングに関する資料をむさぼるように読んで勉強していき、自分たちのトレーニングが出来る場が欲しくなりました。こうして1984年、府中市のマンションの地下、10坪の部屋で「パワーハウス・ウェートトレーニングクラブ」がスターとしました。最初は二人だけのトレーニング場だったのです。