秘訣その4「伸び悩んだらどうする?」
初心者の内の半年ぐらいは、気持ちいいぐらい記録が伸びていきます。それに応じて体もどんどん反応します。たくさん食べる人はどんどん大きくなります。正しい食事をしていれば、筋肉はだんだん大きくなっていきます。
その後は、人それぞれです。別の言い方をすれば、トレーニングと気持ちの持ちようです。マンネリになってしまったり、正しいやり方でなければ、進歩は止まってしまいます。
そんな時どうすればいいのか?
1. トレーニング方法の確認
まずトレーニング方法が正しいのかどうかのチェックです。
自分が属しているトレーニング場の周りをちょっと見回して下さい。ものすごく大きい人や、トップクラスの選手がいるでしょうか?それとも、自分とたいして違わない人ばかりでしょうか?これは実は大切なチェックポイントなのです。周りが強い人で、巨大な人ばかりならば、確実のそこでは効果的なトレーニングがおこなわれています。みんなのマネをし、仲間に入れてもらい、教えてもらえれば、徐々に強くなっていきます。
もし、周りの人が弱くて、細い人ばかりならば、そこで行われているトレーニング方法が正しいかどうかはちょっと疑問です。そう言う場合、みんなのマネをせず、ここに書いてあることや、本を良く読んで、自分で正しい方法を捜さなければいつまでも同じという可能性が高まります。
壁を破るには、まずは基本に忠実な正しいトレーニングしているかどうかのチェックが必要です。
2. 長い目で見る
次に正しいトレーニングをしているのにも関わらず、伸びが止まってしまうときです。
誰でも一直線に伸び続けるわけではありません。止まったり伸びたりしながら、長い目で見て強くなっていくのです。大きくなっていくのです。
3. 重量を一旦軽くする
でも止まっている時間が長いというのは問題です。
そう言うときは、扱っている重量を一旦極端に軽くします。
軽くなると余裕があるので、フォームを意識することが出来ます。ここで、正しいフォームをもう一度修得して下さい。
そして毎週少しづつ重量を上げていくのです。やり直しの最初の2~3週間は非常に楽に感じる重量。次の2~3週間がやや重たい感じ。そしていよいよ前まで扱っていた重量に戻ります。さらに出来れば、その重量を超えます。
と言う感じで、約2ヶ月かかって、前より重たい重量を扱うことが出来るようになります。
4. サイクルトレーニング
ただし、しばらくすると疲れてきますから、又重量を極端に軽くします。
こうして約2ヶ月事のサイクルが出来てきます。
実は体に疲れを貯めず、やる気も失わない方法が、このような揺さぶりを掛けるような方法なのです。サイクルトレーニングとも言います。
皆さんもトライしてみて下さい。